勉強しているのに話せない
「英語をペラペラしゃべりたいんですけど、どうすれば良いですかね?
単語やネィティブな言い回しも覚えたのですが、なぜか話せないんです」
こういう相談をよく受けます。
確かにその気持ちはよくわかります。
こういう方はきちんと勉強もされているのでしょう。
すなわち、単語やネィティブが聞いたら自然な言い回しなども,
しっかり頭に入っているのだと思います。
「沈黙の原因」は他にある
でもこういう人に次の言葉を投げかけると、
とたんに黙ってしまう方が多いです。
「じゃぁ、何をネィティブの方としゃべりたいんですか?」
よく考えてみてください。
英語はコミュニケーションの「手段」であって決して「目的」ではありません。
つまり相手に伝えたい情報や思いがあって言葉は意味があるものになります。
でもなぜか英語という言語を勉強するとこの事、
言い換えれば「伝えたい内容」を完全に忘却の彼方に追いやって、
ネィティブの言い回しやカッコいいフレーズばかりに血眼になってしまう。
なんかおかしいですよね。
日本語できちんと中身のある話ができない人は、
外国語である英語で絶対に中身のある話はできません。
そのためには、外国人と話すならそのための話のネタを
ネットやテレビや新聞できちんとフォローする必要があります。
「1ドル=~円」も立派なネタ
たとえば今1ドル、1ユーロ、1ポンドはいくらですか?だいたいで結構ですから即座に答えられますか?
みなさんが遭遇してお話する可能性が比較的高い
日本を旅行する外国人観光客にとっても一番シビアな話ですよね。
この辺りは話のネタとして最も盛り上がります。
そのためにも、毎日の外国為替相場を頭に入れておくことも
「英語をペラペラしゃべりたい」人のための秘訣です。
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