やはり気になる
スピードラーニング
いろんなところで様々な方から意見を聞かれます聞かれます。
曲がりなりにも英語で読み書きができて話しができる専門家として。
「あれは良いの?」
「ペラペラになれるの?」
「発音もよくなるの?」等々。
あれだけCMやメディアでバンバン流されると気になりますね。
自分の感想
個人的な結論を申し上げると
「英語の構造を頭に叩き込むには良いけど、この教材だけでは厳しいだろうなぁ」
というのが正直な感想です。
スピードラーニングは細かく英語の文章をひとつひとつ切って、
直後にブロックごとに翻訳した日本語の文章を被せていくという方法で録音されています。
この方法により英語の構文と日本語の構文の違いをつかむと共に、
英語の構文に少しずつなれていきます。
そうすることによって「英語の構文」が体に染み込んだ感覚がつき、
英語を話す際にもあまり考えることなく、
’I want to ~’とか’This bus reach to ~’
というように
日本語を話すのと同じ感覚で英語を話したり、
ひいては聞くことができるようになるということを狙っています。
問題点その1
ただ、スピードラーニングにも問題点はいくつかあります。
まず問題のひとつが「語彙力」の問題です。
旅行等で使う日常会話レベルの英単語は、
このスピードラーニングに出てくる単語で十分でしょう。
しかし、例えば旅行の場面で航空会社の地上職員やホテルのスタッフに
日程を変えてもらうとか、何らかの苦情を申し出る際に
絶対必要な単語、そしてその背後にある慣習や考え方の違い
が理解できるかというとかなり疑問ではあります。
長くなったので次に続きます。
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