文部科学省の方針転換
高校での英語教育が変換点に来つつあります。
今までの日本語を使い、英語を日本語に変換するという「訳読」中心の指導から
英語を英語のまま理解するという指導方法、言語学で言う直説指導法
というやり方で指導しようという方法です。
実際は。。。。。
しかし、これ実際やるとなると非常に大変なんですよね。
まず教える側の英語力がまずないとお話にならない。
ネィティブのALT(英語補助教員)の方と打ち合わせや議論が
当たり前に英語できることが最低条件となります。
さて、教育関連会社が2012年に高校の現役の教員(50人程度)に
インタビュー形式のリサーチを行い、
どの程度授業を英語によって指導する予定なのか、
また実際出講する際の不安や課題を尋ねてみました。
この調査によると、英語で授業を行うという教師は20%弱です。
そしてこの数字は文部科学省の方針が出る前の指導側の意図を調べたものです。
しかし現在、現場で英語を指導されている先生方にとっては
「英語による授業と言われても、うーんそれはちょっとねぇ」という感覚をもってるのではないかと
容易に想像できます。
教える側の指導力も問われる
自分もとある英会話スクールのレッスンをちょっと担当したことがあるのなかなか難しいです。
ましてや高校レベルの英語となると単語も構文も、そして取り扱っている文章の内容も難しくなります。
そういう意味では能力の高い優秀な指導者の確保が急務と言えます。
皆さんが英会話関連のスクールに行く際も講師の英語力に注意してスクールを選んでみてくださいね。
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