ネィティブ信仰
「ネィテイブじゃないと・・・・・」
「発音はやはりネィティブだよね」
こういう方は非常に多いです。
確かに英語を母国語とする人から自然な発音を勉強すれば
自分も非常にナチュラルな発音になって英語が上達するような気持ちになります。
本当にそうなの?
しかし、ちょっと考えてみてください。
世界中で英語を話す人の半分は英語を
「外国語」
として話す人です。
それだけ英語を「外国語」として勉強する人が2人に1人はいるということです。
(資料 http://www.howtoeigo.net/lowproficiency.html)
したがって、こういう人たちが英語を話す際はどうしても母国語の訛りが出てしまいます。
ということは実際世界に出てみて英語を話してみると、
いわゆる綺麗な「ネィティブ」の英語ばかりにぶち当たるわけではありません。
インド人はヒンディ語訛りの、
マレーシア人はマレー語訛りの、
スペイン人はスペイン語訛りの、
中国人は中国語訛りの、
英語を話してきます。
また英語がネィティブといっても、日本で主流のアメリカ英語がどこへ行っても聞こえてくるわけではありません。
たとえばイギリス英語。アメリカ英語のような流れるような英語ではなくストレスの強い耳慣れない英語です。
これだって、「ネィティブ」の英語です。
「脱ネィティブ信仰」
つまり、私が言いたかったのは
「ネィティブの英語ではなくいろんな英語に慣れましょう」
ということ。
それがみなさんの英語の力を高めます。
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